RaspberryPi4の電源アダプタ(TSI-PI046-5V4A)
■RaspberryPiで突然発生した事象
RaspberryPi4のデスク画面上にLow voltage warningというアラームが出た!
最初は何かわからず、気にもしませんでしたが、なんとなく動作速度が遅くなっているようでした。
調べてみるとボードの入力電圧が何らかの理由で低下すると上がるアラーム。
さらにラズパイの公式サイトで見ると電源アダプタの仕様は5.1V,3Aのものが使われているのだが、今の電源アダプタは5V,3Aであることがわかった。
普通に使っている分には5Vでも問題ないようだが、電圧はセンサーを増やしていったり、モニターを増やしていったりと利用方法が高度化してくるとボードの消費電力もあがり、電源アダプタからボード電源入力までの電圧降下の影響が出る模様。
ITシステムにおける電源問題は性能低下、故障発生の原因になりかねないので、電源アダプターを新調することにした。
■購入品(対策)の検討
比較検討したのは3社
- スイッチサイエンスのSSCI-056830
電気仕様:5.1V,3.0A。発売日:2019-12-06。アマゾンやヨドバシサイトで買うことができる。 - XIAMEN UMEELECTRONICS.,LTDのAD-A051P380
電気仕様:5.1V,3.8A。発売日:2020/01/17。秋月電子通商で買うことができる。送料は500円。 - Physical Computing LabのTSI-PI046-5V4A(この問題解決に重点をおいている商品と感じた。)
電気仕様:5.0V,4.0A。発売日:2021/12/2。アマゾンで買うことができる。
購入のきっかけとなった情報
Raspberry Pi 4向けに設計されたACアダプタ、ON/OFFスイッチ付き
価格についてはどれも2,000円前後で差はないようです。
購入しやすさと情報の多さ。
後、普及中のモノということで発売日に重点をおきました。
(ちなみに5.1Vのアダプタ利用ででアラームが出たといった利用者コメントもあったのも気になりました。)
■結論
Physical Computing LabのTSI-PI046-5V4Aを購入することにしました。
モノが届き、さっそくラズパイへ接すると電圧低下のアラームは止まり、体感で感じる動作速度及び通信速度(20Mbps→80Mbps)が改善しております。
また、経験上、こういう部品購入はとかくビニール包装のような簡易な包装が多いのですが、意外としっかりした箱包装となっていて商品満足度Up。
最後に、ラズパイ4は省電力化された高性能マイコンですが、スペック性能を最大限発揮するには十分な電力確保が必要であることをコメントしておきます。
■参考