投資信託、旧NISA口座で非課税期間中にやるべきこと

2024年12月20日

NISA口座では、投資で得た利益が最長5年間税金がかからなくなります。この「非課税期間」が終わる前に、次のことを確認しておきましょう。

1. 非課税期間の終了期日を確認する

非課税期間の終了は、購入した年から5年後の12月末です。たとえば、2019年に購入した場合は2023年12月31日非課税期間の終了期日になります。
注意:終了期日までに売却や移管などの手続きをしないと、課税口座に自動で移され、利益が課税対象になります。

2. 投資したお金の現在の価値を確認する

自分が投資した株や投資信託がどれくらい増えたり減ったりしているかをチェックします。

3. 非課税期間終了後の選択を考える

非課税期間(5年)が終わると、以下の選択肢があります。

  • 課税口座に移す
    持ち続ける場合は、非課税期間終了時の評価額が新しい取得価格となり、将来の売却時に利益が課税対象になります。
  • 売却する
    利益が出ている場合、非課税期間中に売却すれば税金がかからないので、利益を確定させることができます。

4. 売るか持ち続けるかを決める

  • 売却:投資額が増えている場合は、売って利益を確定するのも良いでしょう。
  • 移管:将来の値上がりを期待する場合は、課税口座に移して持ち続ける選択もあります。

5. 次の投資の計画を立てる

2024年から始まる新しいNISA制度への移行も検討しましょう。非課税枠が広がるため、長期的な投資に適しています。

ポイント

非課税期間の**終了期日(12月末)**を忘れずに確認しましょう。それまでに売却や手続きを済ませることで、税金の負担を避けることができます。困ったときは、証券会社や家族に相談するのがおすすめです!

 

#SBI証券の場合の売却方法

 

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